離婚したいけど具体的にどうしたらいいの?離婚することが決まったけどどんなことに気をつけるべき?慰謝料は請求できる?
一口に離婚といっても、いざ離婚を進めようとすると様々な問題が出てくることがあります。
離婚した後に困らないよう、あらかじめ必要な準備をしておいたほうが良い場合があります。
未成年のお子さんがいる場合には、離婚にあたって親権者を父母どちらにするかを必ず決めなければなりません。
また、親権者となった親は、親権者とならなかった親から養育費を受け取ることができます。養育費の金額は、双方の収入を考慮して決めるのが一般的です。
加えて、親権者とならなかった親も、離婚後、お子さんのためにお子さんと会う権利があります。
未成年者のお子さんがいる場合には、これらのことをきちんと決めてから離婚することが望ましいと言えるでしょう。
結婚期間中に夫婦で築いた財産は、離婚にあたって分け合うことができます。これを財産分与といいます。
財産分与は、2分の1ずつ分けるのが基本ですが、具体的な事情によって変わってくる場合もあります。
浮気や暴力などが原因で離婚することになったときには、相手に慰謝料を請求できる場合があります。
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、夫婦や恋人、内縁関係など親密な関係にあるパートナーから受ける暴力のことです。
暴力には、殴る・蹴る・ものを投げるといった身体的・物理的暴力に限らず、生活費を渡さない・金銭の自由を一切与えないといった経済的暴力、人付き合いを禁止したり行動を監視するなどの社会的暴力、性行為を強要したりポルノ映像をむりやり見せたりといった性的暴力があります。
我慢し続けていると重大な結果が生じることもあります。
ご相談の秘密は守りますので、気になることがありましたらどうかご相談下さい。